やっとのことで、エアギフトの最終デザインを仕上げ、昨夜、印刷会社に発注しました。
山吹色の方が、ハガキ/文庫本サイズの無料版。通称「エアギフト・ミニ」。中身は定型郵便の条件をクリアできる薄めで軽い品を1品、メッセージはシールで内側に貼る仕様です。
オレンジ色の方は、有料で提供する大きなエアギフトのパッケージです。中には1つか2つのちょっとした品物の他に、メッセージカードが入ります。
パッケージ外側のデザインは、試作版デザインと大きくは違いませんが、内側は大幅に変更。機能的にクリアしなければいけない要素が多い商品なので、実は見た目のデザインというよりも、物理的な条件をすべてクリアすることに苦労しました。そのあたりは後日、詳しく書きます。
それぞれ250部ずつ印刷と型抜き加工をして、およそ10万円の費用。納期はすこし急いでもらって1週間ほど。1枚あたり200円という計算になるので、最終的に想定している1枚20円というコストにはほど遠い初期ロットですが、裏側には複雑に絡んだ大人な事情が・・・。
Gマークをつけたパッケージを印刷できるのは、受賞が内定する9月中旬なので、そのあたりでもう一度印刷を行うことになります。そのため、最初は250部ずつのみの発注にしました。グッドデザイン賞の現品審査が、1週間半後の8月20日に搬入なので、それに間に合うギリギリのタイミングでデザインにゴーを出しました。審査には実際に販売するものに限りなく近いものを展示しないといけないためです。
デザイナーと事業主が同じだと、〆切があいまいで、延々とデザインをいじりまわしてしまうので、こういったデッドラインがあるのはある意味助かります。ただ、エアギフトは商品ではなく、サービスなので、デザインが決まった今、次は、販売するためのページや、細かいサービス内容を決めていく作業に入ります。むしろこっちの方が大変な道のりになろうかと。
来週、初回版の印刷が上がってきたら、試験的に受注を開始してサービス内容の調整を1ヶ月ほどやっていく予定です。どちらかというと、サービス内容の方が肝。中に入れる小さなギフトも、渡辺店長とネットと東京中を歩き回って物色中。現状で、50種類ほど確保できました。