「エアギフト」グッドデザイン賞の一次審査クリア

大人になると試験はめったに受けなくなるので、自信はあってもやはり緊張します。審査員のみなさんだって、いろんな考えをお持ちの人間ですからね、想定外もあり得ますから。

グッドデザイン賞の応募は2度目ですが、何度受けても、こういうのは慣れるものではありません。

ネットでの応募なので、結果発表も、公式ウェブサイトにログインしてチェックします。本日の13:00以降に掲載との告知があったので、歯医者の待合コーナーからネットに接続してチェック。そこに「一次通過」の四文字が表示されていれば、第一関門は突破です。

うちの結果は、上のスクリーンショットのとおり。まだ喜ぶのは早いのですが、お祝いのメッセージを寄せてくださったみなさま、ありがとうございます!

一次審査は写真と設問に答える文章による審査です。この時点では、あとで大幅にコンセプトとデザインが変わらない限りは、開発途中でもハリボテでも特に問題はありません。2014年3月までに発売する商品であれば応募できるので、うちのように開発途中で応募しているケースは多数あるものと想像します。

ぶっちゃけ、内側のデザインは決まっていないので、モニター募集でも使った外側の写真だけで応募しました。前回の応募も、デザインが固まっていない部分は写真に写さないという方法で出品しました。

問題はごまかしの効かない最終審査の方ですね。現物をあれこれチェックされますので。

モニターとして利用してくださった皆さんからのたくさんのご意見を参考に、大幅な改訂をやります。

来週の金曜日までに、ちょうど1週間で、デザインをほぼ確定し、最終審査用のプレゼンを提出しないといけないので、忙しい1週間になりそうです。パッケージの印刷発注は間に合わないので、プリンター出力のモックアップで撮影する予定です。

投稿者:

阿部譲之

主にデザイナー業。マレーシア・ペナン島在住。中学校の美術教科書に作品掲載。グッドデザイン賞受賞。十四代目伝統木工の家に生まれ日米修行→NYの美大で工業デザイン専攻しながら石岡瑛子氏のお手伝い→フリーランス七転八倒→ちょっと新生銀行勤務→ちょっと花屋→ 阿部書店(株)を設立して主にデザイン業→ 双子が産まれる → ペナン島にお引っ越し。その昔、日本のデザイン誌を中心に寄稿。ツイッター @yoshiabe