阿部書店ブログではおなじみ阿部家ダイニングテーブルが、このたびは、エアギフトver.1.0制作現場です。
無料モニター様募集開始から早や2週間。ご回答いただいたアンケートに日々、うろこを落としたり小躍りしたりしています。ありがとうございます!
チェックマークを入れシワをつけないよう慎重に梱包し切手を貼る…手順に沿ったコツコツ発送作業。このあたりは、本業で長年培ってきた持久力を活かしきり、作業効率は右肩上がりです。タヒチの波の音をBGMにしたりすると、自宅で仕事っていいなー、なんて分かったふうなセリフも口にしてみたり。
ただ、現時点では準備も準備な段階。なのに、ここまでの道のりでさえ、思いのほか歩き甲斐がありました。
きっかけは、「あめ玉ひとつを贈るってどう?」ほろ酔いのシャチョウによる一言。(ちなみに、このブログのタイトルもシャチョウに無理矢理つけられました。もっとクールな感じにしたかったのにぃ!)
印刷し実際に触りながらパッケージデザインの微調整→ビジネスとして成り立つのか?1円単位の原価計算→モニターさんの回答に感嘆の連続→ウェブサイトをテコ入れ→デザイン微調整…のループをひたすらグルグル。
デザイナーさんにウェブサイトはおまかせして、ステキなものを仕入れて販売しよーっと、ならこんなに手強くないのかもしれません。ですが、阿部書店の場合は、シャチョウがプロダクトデザイナー、小売り経験までもアリという、そうは問屋が卸さない・卸してくれない背景が…(もちろん、これがウチの強みなのですが)。こっちを伸ばすとこっちが引っ込んで…ないろんな目線が絡んできて、駆け出し店長のわたしは、もう、いっぱいいっぱいです。
でも、そんな行程から生まれようとしているエアギフトはとっても愛おしく、発送するときには「いってらっしゃい」とつぶやいてしまいます。お客様の郵便ポストに、オレンジ色のパッケージがちょこんと鎮座している姿を思いながら。