ぞくぞく届く、法人税務の取扱説明書

税務署さまから、ずしっと重い、分厚い説明書がつぎつぎとご到着です。

社員の源泉税のまとめ支払いと、年末調整が両方12月末締めなので、その解説書です。毎年計算方法が少し変わったりするようですので、うちの会社が新米だから気を遣って送ってきてくれている、というわけではないのかも。

源泉税も年末調整も初心者なので、しっかり読まないといけないですね。

意外にも、税務署さんからは、わたしが個人で活動していた頃よりも頻繁に電話がかかってきたり、書類が届いたりします。

会社となると、社員の源泉税を天引きして納める立場にあるので、シビアなのでしょうか。個人の納税者の上にあるのが、法人の納税者ということになるかと。

前に税務署のお兄さんからから聞いたところによれば、個人相手の部門は、確定申告のある3月からが忙しく、夏までにかけて書類の処理で手一杯なのだとか。したがって、税務調査や、納税者へのコンタクトは秋からが多いとのことです。

法人の方はというと、各社とも事業年度が違うので、年間を通してお忙しいのかもしれません。年中連絡が来ます。阿部書店株式会社は、6月設立なので、6月〜5月が事業年度ということになります。

個人営業のみなさん、いま、秋ですね、ふっふっふ。

毎年の収入が乱高下したり、経費の使い方に同業の他の事業とくらべて飛び出ている部分があったりすると、税務署さんの眼にとまるそうです。たしか税務調査が来る率は、個人事業者の4%くらいだと所員さんが言っておられました。

投稿者:

阿部譲之

主にデザイナー業。マレーシア・ペナン島在住。中学校の美術教科書に作品掲載。グッドデザイン賞受賞。十四代目伝統木工の家に生まれ日米修行→NYの美大で工業デザイン専攻しながら石岡瑛子氏のお手伝い→フリーランス七転八倒→ちょっと新生銀行勤務→ちょっと花屋→ 阿部書店(株)を設立して主にデザイン業→ 双子が産まれる → ペナン島にお引っ越し。その昔、日本のデザイン誌を中心に寄稿。ツイッター @yoshiabe